ドル円
概況(今週一週間の相場観)
月足: 12月の足はラストの押し安値(130.37円)の上、131円でサポートされたが、先週ついに月足ラストの押し安値を週足が下に割った。(月足は閉じるまで分からない、ヒゲで抜けてサポートされるかも)
週足: 先週足は、上髭陽線。安値は二週前安値127.4円にサポートされ、高値は切り下げた。
日足: 下降トレンド。先週一週間の動きを見ると、高値は日足MA21に強く頭を押さえられて切り下げ、安値は128円にサポートされて、攻防しているのがわかる。
H4: 下降トレンド。二週前高安に孕まれている。高値は日足のMA21、安値は128円で三角持ち合いのような形。
週足↓ 日足↓ H4↓
●売りての注目: 全ての足がダウ的には下降トレンドに突入。日足MA21に強くレジされている。先週陽線の12月安値レジスタンス。
●買い手の注目: ダウ的には下降トレンド入りしたが、大局では2022年陽線の61.8%の位置付近にある。
●TR上段上: 1月高値
●TR中段: 先週高安
●TR下段下: 5月安値126.2円
●H4足ベアの視点: ①二週前高値か、意識されている日足MA21まで戻りを待ってショート。②1/11戻り高値まで買われればショート検討。
●H4足ブルの視点: ①二週前安値でサポートされれば、ロング。②12月安値を抜ければ、二週前高値にロング。
毎日の値動き(昨日木曜日の値動き)M15 22*30GDP速報値 休場なし
●昨日の値動きを言語化すると、東京時間から水曜日の陰線に対する戻りで買われる展開。NY時間、GDPで戻り売り候補を崩して、上昇。しかし日足MA21で上げどまった。
現状は、先週18日の高安に孕まれている状態。高値は131.57円から切り下げて、安値は127.57円から切り上げていて、三角持ち合いになっている。
日足は下降トレンドなので、基本戦略は戻り売り。戻り売り候補は、ずっと意識されている日足MA21。これを上抜いてくると、戻り売り失敗、下げ止まりの可能性が出てくる。
●東京時間、129円付近でM15足レベルのWボトムを作ってから調整の上昇。NY時間に戻り目に到達するも、指標でそれを崩し上昇。日足MA21に到達。
●昨日のトレード
昨日はノートレ。基本、昨日は大局下降トレンドに対する調整局面だった。
毎日の見通し(金曜日朝) H1 22*30PCEデフレータ 休場なし
・12月の足は陽線。週足ラス押しでサポートされた。
・昨日の日足は陰線。日足の実体が12月安値を上に抜いたが、意識されている日足MA21にはレジされた。
今はっきりわかる事は、日足の下降トレンドが2週前安値で一旦止められている。1/18の日足に孕まれている。
昨年の上昇波の61.8%付近という大局での押目候補にある位置で難しい相場。
●H1ベアの視点: ①もう一度日足MA21付近で売れそうな形になれば2週前陰線の戻り売り。②二週前高値、H4チャネル高値まで買われればショート検討。
●H1ブルの視点: ①先週安値まで売られれば、ロング。②ずっと意識されている日足MA21を上に抜けば、転換、もしくは大きく戻りを付けると思うので、買い戦略に切り返る。